プロフィール

米村大子(よねむらひろこ)北海道札幌市在住 

2010年から「暮らしを楽しむ」をコンセプトに、整理収納サービス・セミナー・イベント講師、また住宅メーカーと提携しての収納提案・モデルハウス監修など行う。
ワーキングマザーの経験を活かし、「いつもの家事を家族で楽しく!!」をモットーに、家族=チームで家事が捗る暮らしを提案。家族が安心して笑顔で暮らせる仕組みや環境づくりを収納や家づくりにも取り入れたコンテンツを発信。

住宅関連のイベント講師から、教育委員会や教員研修会の講師も務める。執筆・雑誌掲載(道新・SUUMO等)NHK・UHB・HTB・HBC・ラジオ出演など多方面で活動中。

北海道マイホームセンターコラム4期目執筆中

■おうちスタイル札幌 ホームページ https://kurashi-kata.com/

住宅収納スペシャリストとの出会い(取得した動機)

お客様の声から生まれた【暮らしやすさ】を追求した“住スぺのコンテンツ満載”モデルハウス

子育て・家事・仕事の両立が難しいと感じる時期があり、毎日を穏やかに過ごしていくためのバロメーターとして暮らしの環境は大きいと実感したことがきっかけで、2010年に整理収納アドバイザーとして仕事をスタート。

「頑張らなくても片付く収納の仕組み作りや時短家事を叶えるメゾット」といった、子育て中に自分が体験した“子供と過ごす時間が増えるように日々取り組んできたポイント”を盛り込んだレッスンを開講し、その内容は整理収納サービスにも応用しています。

そんな中で、念願のマイホームを建てたお客様から片付かなくて困っているというご依頼をいただくようになりました。

“片付けが苦手” “モノの手放し方がわからない” “家族との調整が難しい”といった人の問題だけではなく、「この収納はどういう意図で作られているのだろう?」「どう使ってほしくて設計されたのか?」と考え込んでしまう物件に出会うこともあり、建物における収納スペースのあり方も大きく影響しているということに気づき始めました。

お客様の新しい暮らしをイメージし、夢が叶うようにと建築しているはずが、建てる側・住む側、両者の思いの果たせない状態になっていることがあることを痛感。そんな時に、住スペと出会い稲妻が走りました。

住宅収納スペシャリストを受けて変わったこと

新モデルハウスにて、住宅メーカーの社員向け収納の勉強会

住スぺを社員研修として取り入れてくださった住宅メーカーから、住宅を建てるお客様向けに住スぺを活かした「快適な暮らし」を提案するための体験型コンセプトモデルを建てたい!!とご依頼をいただきました。

家づくりを専門に行う住宅メーカーから提案していただけたことは、私が住スぺを拡げたいと思った同じ気持ちで働く仲間が増えて嬉しいと感じたと同時に、住スぺの仲間が増えると「笑顔で暮らす家族や世界が広がる!!」と感じた瞬間でした。

実際、マイホームやリフォームを検討される、ほとんどの方は図面を立体的に実生活と結び付けてイメージすることに慣れていません。
図面では想像しにくい収納の奥行きや高さの違い・収納量を、新モデルハウスでは実際に体験できるようになるのです。

奥行き数センチの違いで使い勝手が変わります。引っ越して初めてわかる部分の提案が早い段階からできると新居の暮らしは明確になります。
家を建てる人(施主)の建てたいイメージを家をつくる人(住宅メーカー)へ伝える専門家(住スぺ)が入ることで三方良しになると常々感じています。
そこに関わった人がみんな笑顔になる。暮らしに笑顔が広がる瞬間に立ち会えることが、とても嬉しくやりがいのある仕事として取り組んでいます。
住宅に係るすべての人に、住スぺを知ってもらうことで、その家に暮らす全ての人が心の基地となるマイホームに愛着を持ち、安心して帰ってくる場所を作っていけると確信しています。

今後の展開(夢)

住スぺが提唱する暮らし方で、適材適所・モノの必要数を知ってもらいたいと思います。

時短と称し便利品やアイディア用品に頼って購入し、結局は使わずに持っているだけになりがちな不必要なモノに気づき、その家庭の暮らしに必要なモノを選択できる(購入する)ことができるようなる暮らし方を伝えていきたいです。
使えるモノの廃棄を減らすことができれば、環境問題に貢献てきる活動へ結び付くのではないか? その人にとって価値のある時間・空間にお金を使える心豊かな暮らしを送ることで、SDGsにも繋がり更に未来が広がっていくとも感じています。

家が整うと暮らしが変わる

暮らしが豊かになると家族の笑顔が増える

家族の笑顔が増えると、未来に向けてのモチベーションが拡がる

住スぺは未来の暮らしを拡げるコンテンツのひとつです。
人と人をよりよく繋ぐモノとの関わりを、住スぺを活用した住まいづくりができる人(人材)や企業が増えることで、いつもの毎日が幸せで笑顔があふれる暮らしとして、身近に叶えてくれる存在が増えることでしょう。

ひとつひとつの仕事と人との出会いを大切に、その家に暮らす人の “笑顔の種”が実るような活動をしていきたいと思っています。

おわりに

さて、第二十回目の「全国の住スペ紹介」、いかがでしたでしょうか。

コンセプトは、暮らしを楽しむ!最近は、登山と「笑顔の種」を実らす活動を楽しまれている、有言実行の米村講師です。米村さんが整理収納レッスンでお客様のお家へ伺って感じた、収納がいまひとつの物件に疑問を持たれたくだりに「分かる!」と頷かれた方も多いのではないでしょうか。
整理収納の仕事をしていると「建物から使い勝手良くしたい!」と思いますよね。
いまはその思いを叶え、住宅収納スペシャリストとして多くの方の建物づくりへ貢献されています。