プロフィール

日浦弘子(62歳) 京都在住 (住宅収納スペシャリスト認定講師)
京都・マザーハウス石田工務店にて、プランニングから建物完成までのサポート。インテリアコーディネーターとして勤続25年。

お客様にさらにご満足していただくために、整理収納アドバイザー資格を2010年に取得。同年、快適な暮らしフルサポートMjuk(ミューク)の主宰となり、講演・セミナー、収納コンサルタント専門窓口として活動開始。個人宅の収納サービスに出向き、片付けやすい仕組み作りの提案。講演・セミナーは、住宅メーカー、幼稚園、公共団体から依頼され通算400回を超えている。
家作りをスタートされる方へ携わった経験談や住んでからの収納の悩みに答えた現場内容が大好評。

住宅収納スペシャリストとの出会い(取得した動機)

①家事室のある洗面所

工務店に勤務し始めた時は、30代。子育て中で、電話番のアルバイト事務員でした。インテリアには興味があり、自宅の模様替えは得意でしたけど、建築の知識はまるでなし。ある日、建築CAD(コンピューター上で設計図の作図を行う)担当者が突然退職。そこで、私がする事となり、テキスト片手に独学で学びながら、なんとかCADが出来るまでに成長。その後、上司から図面を描くので、お客様の元へ同行するように勧められ、しゃべるのが不得意な私でしたが、徐々にお客様窓口の仕事をするようになりました。
やるからには自分の知識不足を何とかしたいという思いで、各種資格取得に挑んできました。
これまでもお客様に納得してもらえる住まい作りの提案や傾聴にも様々な工夫をしてきましたが、もっと効率的な表現が出来ないかと思い、また、これから、後進を育てる為にも確かなものはないかと考えていたところに、住宅収納スペシャリストという資格ができた事を知りました。
住宅収納スペシャリストは、建築業界のみならず、家を提供してもらう人達や片付かない家を何千件もサポート体験してきた片付けのプロがまとめ上げた内容で構成されている資格。だからこそ、私が求めていた答えを見つけられるのではないかと確信、期待をして受講しました。

②元気な男の子ふたりが育つ家

提案した家で快適でやすらぐ暮らしをする為には、モノを片付けるという動作が不可欠。少しでもこの動作をラクにして簡単にするには、そこに住む人を知り、持ちモノを知った上で、建物を構築する事が必要だと常々思っていました。その考え方が、住宅収納スペシャリストの教本にありました。

住宅収納スペシャリストを受けて変わったこと

③毎日3回洗濯機を回す奥様に提案

勤務している工務店で、高気密高断熱に加え五感に優しい木の素材と住み心地に定評のある住宅を提案するプロとして、そして、整理収納のプロとして従事していましたが、私の仕事内容にぴったりくる名称がありませんでした。
「住宅収納スペシャリスト」・・・住宅収納の事ならお任せくださいと、はっきり明示されたこの名前は、お客様にも分かりやすく、私自身も以前よりもすんなりとモノと収納の提案ができる様になりました。
又、住宅収納スペシャリスト専用の分類ツリーにより、お客様のモノの種類や量、使用頻度、使い勝手などが、誰でも簡単に聴き取れるようになったことで、提案の幅も深さも増しお客様に大変お喜びいただいています。これまでは、社員に個別に傾聴指導をしていましたが、何を聴く必要があるかの基本が分かる分類ツリーを持っている事で、聴き漏れや連携ミスがなくなり、時間的ロスも軽減して助かっています。

今後の展開(夢)

この資格を活かし、引き渡し時には、お客様が感動の笑みを浮かべ思わず涙される姿を見られるような仕事をこれまで以上にさせて頂きたいと思います。
また、住スぺ認定講師として、関西地区の住関連の方々には、ぜひこの講習のすばらしさを知って頂きたいと思っております。そして、沢山の仲間を作り「住宅収納スペシャリストがいたから・・・・」と多くのお客様に言って頂き、喜んでもらえる心地良い住まい作りを推進する活動を末永く続けていきます。住宅提案者として、この資格に出会えた事を心より感謝します。

おわりに

インテリアコーディネーターとして25年のキャリアをお持ちの日浦さん。
工務店でのプランニングから建物完成までのサポートに加え、住宅メーカーや公共団体からの依頼で通算400回を超える講演・セミナー実績をお持ちです。
家作りをスタートされる方へ携わった経験と、住宅収納スペシャリストとしての知識・資格を生かした「心地良い住まい作り」を推進する活動、ますます広がりそうですね!

そんな日浦講師の住宅収納スペシャリスト講座のスケジュールは、こちらをご覧ください。