プロフィール
堀井紘子(ほりいひろこ)
岡山県倉敷市在住
igokochi 代表
住宅収納スペシャリスト/整理収納アドバイザー2級認定講師 / インテリアコーディネーター / 宅地建物取引士
住宅会社の営業、キッチンメーカーのショールーム勤務を経て、2013年より『居心地のいい家づくり』をテーマに整理収納アドバイザー・フリーのインテリアコーディネーターとして活動開始。
整理収納アドバイザーとしては、個人宅の整理収納のお手伝い、新築の収納アドバイス、企業・公共団体からの依頼で整理収納セミナーなどをしています。
インテリアコーディネートとしては、地元の工務店やハウスメーカーのプランニングを行いながら、新築される方に向けても収納のアドバイスの他、モデルハウスでの収納ディスプレイなども行っています。
実生活では、3人の男の子を子育て中。
TV/ニュースパークKSB、ラジオ/FM岡山、FMくらしき、RSKラジオなど出演。
■igokochi ホームページ https://igokochi-ie.com/
住宅収納スペシャリストとの出会い(取得した動機)
整理収納アドバイザーとして、色々なお家のお片付けのお手伝いをする中で、せっかくの新築の収納が活かされていないお家があったり、ここになぜ収納をつくらなかったのかな?ここにあったら、もっと簡単に片付けが出来るのにと思うお家がありました。
また、収納がありすぎて使いこなせていないお家もあり、家を建てるだけでは、片付かない事に気づいていました。
ところが、インテリアコーディネーターの仕事で、お客様とかかわるタイミングでは、図面がほとんど出来上がっている状態が多く、すでに不必要な収納があったり、ここに収納を付けたいなとアドバイスをするには遅すぎることが多く、収納について、これから新築する方に、的確なタイミングで的確なアドバイスをしたいと思っていました。そんな中、住宅収納スペシャリストの講座があるのを知り、受講してみたところ、私に足りなかったのはここだ!と気が付くことが出来ました。
住宅収納スペシャリストを受けて変わったこと
家を建てる方の多くが、とりあえず収納を作っておけばいいと思われていたり、設計士さんが考えてくれているだろうと収納を丸投げしていたりするので、それに対して、ヒアリングシートを使って、どんなモノを持っているのか?ここに収納したいのは何なのか?を打ち合わせの中で聞くことが出来る様になり、お客様に収納を自分事として考えてもらえるようになりました。また、収納のアドバイスをする際にも、収納の知識を得ることが出来ているので、お客様に自信をもって伝える事が出来る様になりました。
1年半前に自宅をリフォームしましたが、その時に、自分に住スぺオリジナルのヒアリングシートを使ってみることで、私にとっての不満に思っている点が見つかり、リビングに子供たちのランドセルを置く棚を作り、自分たちで簡単に片付ける事が出来る様になりました。改めてヒアリングシートのすごさを実感し、これを使って、本当に良かったと思っています。
今後の展開(夢)
整理収納アドバイザーとして、新築の収納プランニングから、後悔の無い家づくりのお手伝いをしてきたいと思っています。あらかじめ収納をしっかりと考えておく事で、入居してすぐから、快適な暮らしを送っていただけるようになります。
インテリアコーディネーターとしては、工務店やハウスメーカーの担当の方に、収納アドバイス、プランニングの大切さを実感してもらい、より多くのお客様に早い段階から携われる様になりたいです。
また、メディアやInstagram、HPのブログなどで、これから新築される方に向けて、収納についてしっかりと自分の事として考えてもらえるように、発信していきたいと思っています。
私自身、10年前に整理収納を学んでいなかったら、きっと、家族や子供たちに対して、片付けで無駄に怒ってしまう事があったと思います。10年前に整理収納を学んで、そこから居心地のいい家づくりをテーマに自宅も改良を重ねてきました。おかげで、生活は大きく変わり、家をより好きになる事が出来ました。
1軒でも多くのお家が、居心地のいい家になったらいいなと思っています。
おわりに
さて、第二十四回目の「全国の住スペ紹介」、いかがでしたでしょうか。
みなさんの中には、フリーで仕事をしながら子育て中という方もいらっしゃると思います。
会社勤めと違い、自己管理をしないと仕事が進まないのがフリーの難しさではないでしょうか。
今回は、ママでも着実にキャリアを重ねている堀井紘子さんです。
堀井さんは、住宅収納スペシャリストの学びを取り入れ、インテリアコーディネーターと整理収納アドバイザーとして多方面に活躍されています。
さらに、ご自宅をリフォームした際のセルフヒアリングや収納計画の経験も、お客様へ活かされているそう。
時間に追われながら仕事をしていると新しいことへ挑戦することは後回しになりがちですが、東京ドームで開催されるテーブルウェア・フェスティバルでは、2回も入賞されました!
子育てと仕事でも忙しそうなのに、新しいことを勉強し、素敵な作品を作られる時間管理の素晴らしさを、見習いたいです。