「私の働き方インタビュー」Vol.30を更新しました

全国の住スペさんを紹介する「私の働き方インタビュー」のページを更新しました。Vol.30は、住宅収納スペシャリストの認定講師として、講座が始まった当初から一緒に活動している大原友美さんをご紹介いたします。

プロフィール

大原友美(おおはらゆみ) 
愛知県 在住  

Smart Life Style  代表

整理収納アドバイザー2級認定講師 / 住宅収納スペシャリスト認定講師 / 親・子の片づけマスターインストラクター

2010年に整理収納アドバイザーとして活動を開始。
住関連の正社員として9年、在宅で図面作成や不動産会社での勤務を経て、トータルで20年の経験を持つ。
自ら片づけられずにイライラしていたが、整理収納を実践し生活が大きく変わった経験からアドバイザーとして起業。
整理収納で心にゆとりが生まれ、子どもたちも自主的に片づけや家のことに取り組むようになる。子供が安心して暮らせる家庭を増やすため、セミナーやサービスを行う。住関連の経験とマイホームづくりの知識を活かし、片づけやすい住まいをつくる「家づくりから考える収納」のアドバイスも提供。中日新聞のコラム監修・執筆や、テレビ・ラジオ出演などメディアでも活動中。

■ Smart Life Style  ホームページ https://smart-life-style.com/

住宅収納スペシャリストとの出会い(取得した動機)

整理収納の良さを痛感した自宅のキッチン

過去に住関連の仕事をしていた私は、家が好きでマイホームを建てましたが、片づけがうまくいかず、ストレスが溜まり、子どもたちにイライラしてしまう日々が続いていました。

整理収納に出会い、その状況をなんとか抜け出すことはできましたが、一度建てた家の間取りは簡単変えられないので本当に今でも悔やまれます。

また、新築したばかりのお客様から「使いにくい収納のせいで片づけられない」という悩みを伺うことが多く、入居後しばらくしてから依頼を受けることが少なくありません。

そのたびに「家を建てる前に整理収納を知っていたらよかった」という声を耳にし、家づくりの段階で整理収納の知識がどれほど大切かを痛感しました。 こうした経験から、セミナーで整理収納の重要性を伝えてきましたが、さらに説得力を持たせたいと思い、先輩アドバイザーが作った「住宅収納スペシャリスト」の講座を知り、すぐに受講を決めました。

住宅収納スペシャリストを受けて変わったこと

ストレスフリーになったキッンは家族みんなが使いやすい

住関連の仕事に従事したことはあるものの、建築やインテリアの資格もなく、整理収納アドバイザーであるということだけでは、なかなか説得力もなかったのですが、住宅収納スペシャリストを受講したことで、家を建てた後やリフォームした後のお客様がどんな暮らしで困っているか、そして整理収納がいかに大切かを伝えやすくなりました。そして、実際に、これから家を建てる方や、リフォームされる方へのアドバイスが、分類ツリーやヒアリングシートでより具体的な収納計画になり、長年仕事で使ってきたCADを使って分かりやすい提案書を作成して幅が広がるようになりました。

また、認定講師になったことで住宅を造る側の方にも、住む側の方にも、そして整理収納アドバイザーの方にもお伝えできるようになったので、どの方面の方にも整理収納の重要性を知っていただく機会がさらに増えたと思います。

今後の展開(夢)

片づかない暮らしから片づけられる暮らしに変わっていった中で、3人の子どもを育ててきて、いかに家の中が重要な場所なのかということを思い知らされました。家庭の環境で人生が大きく変わるのであるならば、住みやすく片づけやすい環境をつくっていくことは子どもたちにとってとても重要なことだと確信しています。それは単に子どもが片づけられるようになるからという表面だけの問題ではなく、片づけやすく心地よい住まいにすることで、親自身が少しでもストレスを減らして、子どもの多大な可能性を潰さないこと、子どもの明るい未来をつくるサポートが各家庭でできれば、よりよい社会がつくれると思うのです。

私自身、大切な子どもたちを危うく潰してしまいそうな時に、整理収納を知って心地よい住まいに変えていけて本当に良かったと思っています。少子化と言われる時代ですが、子どもたち1人1人が明るい気持ちで生きていける社会をつくりだす一番の基盤の場所、「家」を心地良いものに変えていけられるように

心地よい住まいづくりと、笑顔になれる親子の関わりの両側面からもっとサポートしていきたいと思っています。

おわりに

第30回「全国の住宅スペシャリスト紹介」いかがでしたでしょうか?

今回は、住宅収納スペシャリストの認定講師として、講座が始まった当初から一緒に活動している大原友美さんをご紹介しました。 

大原さんは長年住まいに関わるお仕事をされており、自宅の建築や子育てなど、これまでの経験すべてを現在の講師業に活かしています。

かつては、家が片付かないことや子育てに悩んだ時期もありましたが、今では素敵なママとして輝いています。だからこそ、子育て中の方々の気持ちに寄り添い、「親と子の片付け」と「住宅収納スペシャリスト」の認定講師として活躍されているのでしょう。大原さんと出会ってから、彼女の一貫した思いがいつも伝わってきます。