「私の働き方インタビュー」ページを更新しました

プロフィール

伊藤 美佳代（いとうみかよ） 東京都小平市在住
住宅収納スペシャリスト認定講師／整理収納アドバイザー２級認定講師／
インテリアコーディネーター／色彩コーディネーター２級　

2015年に整理収納アドバイザーとして活動スタート。整理収納サポートや収納セミナー、認定講師など整理収納の大切さを伝えることを中心に、照明プランナーやインテリア業界での経験も活かし住まいをトータルに、暮らし方に合わせた心地良い住まいづくりの提案を行う。

2016年に実家を完全独立型２世帯住宅へ建替え、「猫が楽しめて人もラクに暮らせる住まいづくり」をテーマにしたワンフロアの間取りでの暮らし、ペットと収納についてなどinstagramやメディアでも好評発信中。

住宅関連イベント講師、社員研修会講師、執筆、多数の雑誌掲載、TV東京（なないろ日和）出演など多方面で活動中。

■笑顔あふれる住まいづくり　ホームページ　http://mikayo-ito.jugem.jp/

■インスタグラム https://www.instagram.com/ito_mikayo @ito_mikayo

住宅収納スペシャリストとの出会い（取得した動機）

整理収納アドバイザーの仕事をスタートした時からずっと大切にお伝えしているのが「使う人のことを一番に考えた＜思いやり収納＞です。
私自身が綺麗に収納することに一生懸命で家族の使い勝手をあまり考えず、片付けにくい収納になっていたことに気付いたことで、「住む人みんなが笑顔になれるように」という思いからでした。
ところが、お客様から日頃の片付けのお悩みを伺っていると、そういった人の原因だけではなく、間取りや収納スペース自体が住む人にとって使いにくいことで、片付かない状態になっている状況も多くあると気づきました。 

実家を2世帯へ建て替える際に、お互いが気持ちよく後悔しない家づくりができるようにと、家族の希望を聴いて話し合いました。
私が家族と設計の方達の橋渡しとなり、新しい住まいでの暮らし方や収納などのイメージを設計士さんと共有できたことで、家族みんながイメージ通りで大満足の快適な片付けやすい住まいが完成しました。 その頃に住宅収納スペシャリスト講座が新しくできたことを知り、まさに私自身が家づくりの際にしたことそのものだと、これからは「住スペ」のような存在が必要になる！と思い受講しました。

住宅収納スペシャリストを受けて変わったこと

家づくりの経験から、住む人と家を建てる側双方に整理収納の知識と暮らし方を共有できることが、ずっと片付けやすく心地よい住まいへと繋がるということを改めて実感しました。 

そして住スペのオリジナルツールのひとつ”ヒアリングシート”は、もし家づくりの際、あのヒアリングシートを使って打合わせができていたら、きっともっとお互いラクに意思疎通ができたのではないかと思います。

住スペを受けてからは、新築の収納相談だけでなく、今の住まいの片付けサポートにもヒアリングシートをフル活用しています。
お客様の暮らし方に寄り添いながら、どうしたら使いやすい収納になるか、家全体から暮らし方や収納についてお客様と共有できることで、お客様ご自身で暮らし方を見直すきっかけにされたいと、家全体で整理収納改善をご希望されることが多くなりました。

今後の展開（夢）

最近は住まいに対する思いも多様化し、自分達の暮らしに合った家づくりや改善をご希望される方も増えています。
とは言っても、使いづらい収納で片付かない現状を抱える方も多く、お客様自身がその状況に気付き、よりスムーズな家づくりができると良いなと感じていた時に、心地よく住む研究会　会長の川島から「はれやか収納マップ®」の本と講座の制作チームへ声をかけていただきました。収納マップ®は住まい手にも建てる側にとっても、より明確になる家づくりのツールとしてたくさんのメリットがあると感じています。

私の家づくりでも、間取り図に持ち物を書き込み、動線など新しい住まいでの収納イメージを設計士さんと共有できたことで、収納スペースを最小限にしながら予算内で実現でき、何より暮らしやすさを実感しています。 収納マップ®で住まい手自身に暮らしをより明確になっていただけるように、そして住まいの提案者へは暮らしに寄り添った家づくりができるよう住スペの知識をさらに広め、家づくりに関わるみんなが笑顔になれるような橋渡し役になれたらと思っています。